ガンバ大阪 写真:Getty Images

 2025シーズンの明治安田J1リーグが2月14日に開幕。初戦となったのは「フライデーナイトJリーグ」として開催されたガンバ大阪対セレッソ大阪の大阪ダービーだった。2月の肌寒い夜にもかかわらず、34,860人を集めたパナソニックスタジアム吹田(G大阪ホーム)は熱気に包まれた。

 試合は前半9分、C大阪のMF北野颯太がシーズン初ゴールを決めて先制。G大阪もMFネタ・ラヴィの得点で一度は追いついたものの、後半開始直後に再び北野に決められると、MF香川真司らの追加点などC大阪のゴールラッシュが続いた。最終スコアは2-5でG大阪は大敗。この状況にSNSではG大阪サポーターから同クラブのダニエル・ポヤトス監督とMF奥抜侃志への批判的なコメントが相次いでいる。

 「言ってしまえばポヤトス監督1年目(2023シーズン)のリーグ最前半戦を見ているかのような戦いだな」「ポヤトス監督のサッカーは選手に不規則な動きが無いから読み易いんだよな」「ポヤトス監督にひとつだけ言いたいのは、この人選でハイプレは間違った選択」「スタメン見たらおいおいポヤトス監督まじかよと言いそうになるな、スポンジみたいな守備」

 「奥抜はマジで酷いな。空気過ぎて骨折でもしてるのかってレベル。おかげでガンバの左サイドは攻守で完全に死んでる」「ポヤトスはなんで奥抜引っ張ったんかな。守備では2度追いしない、そして攻撃時の動き直しもない。勿論強度も無い」「奥抜残すポヤトス監督異常だろ」「前半からゆるゆるな守備をしてた奥抜を85分使い続けた意図はマジで知りたい」「奥抜にあれだけ守備を放棄されるときついね」「奥抜をなぜあそこまで出した?」

 G大阪は次節(2月22日)アウェーでアビスパ福岡と対戦するが、批判にさらされたポヤトス監督がチームを立て直し、昨2024シーズンの勢いを取り戻すことができるのか。連敗してしまえば早くも降格争いに巻き込まれそうなチーム状態なのかもしれない。