2024年のホームシアターシステム機種別販売台数ランキングで、ディーアンドエムホールディングスが展開するDENONブランドのサウンドバーが1位、2位を獲得した。同社はメーカー別の販売台数シェアでも年間首位となっている。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から24年のホームシアターシステム市場を振り返る。

DENONのサウンドバーが1位・2位獲得、メーカー別では初の年間首位
(画像=『BCN+R』より 引用)

 24年で最も売れたホームシアターシステムは、ディーアンドエムホールディングスの「DHT-S217(K)」。23年も首位を獲得した人気機種で、2年連続のトップとなる。2位には24年5月発売の後継機「DHT-S218(K)」がランクインしており、同社製品がTOP2を独占した。2機種の合計シェアは18.0%で、同社全体の7割以上を占めている。

DENONのサウンドバーが1位・2位獲得、メーカー別では初の年間首位
(画像=『BCN+R』より 引用)

 メーカー別販売台数ランキングでも、ディーアンドエムホールディングスが首位を獲得した。シェアは23.6%で前年から5.9ポイント増加している。

 24年のホームシアターシステム市場は、販売台数前年比が77.2%と2割以上縮小した。上位メーカーであるソニーは前年比62.4%、ヤマハは82.8%とそれぞれ前年を大きく下回ったが、ディーアンドエムホールディングスは前年比104.5%と前年比プラスを維持。ソニーとヤマハを抜き、年間首位に躍り出る形となった。(BCN総研・筧采斗)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。

提供元・BCN+R

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