鹿島アントラーズ 写真:Getty Images

 2025シーズンJ1リーグの開幕を2月14日に控える中、13日に鹿島アントラーズは3月16日に県立カシマサッカースタジアムで行われるJ1第6節浦和レッズ戦のチケットについて詳細を発表した。

 発表によると、この試合はフレンドリータウンデイズ「つくばの日」として開催され、席種・エリア・販売価格が通常のホームゲームと異なるようだ。これを受け、SNSでは不満の声が上がっている。

 「浦和戦だけ値段高すぎやしませんか?メインバック軒並み1500円アップ?」「北側ゴール裏全開放するなら、ビジター席はもっと値上げした方がいい」「何故浦和戦だけゴール裏全部解放するのか分からない。いつも通りでいいでしょ」「ゴール裏指定席が無くなったのは、遠方から行っていたサポーターには厳しすぎます」

 通常のホームゲームとの主な違いとして、席種・エリアとチケット価格の変更が挙げられる。席種・エリアについては、ウエストゾーンが通常の自由席ではなく指定席として販売されるようだ。また、小学生以下が無料となる席種は、イーストゾーン(自由席)および車椅子席に限定される。さらに、北スタンド上層エリアの区分が変更され、サポーターズシートホーム(自由席)とビジター専用シート(自由席)のエリア区分が、チケット販売状況に応じて変動するとのこと。

 チケット価格については、多くの席種で値上げが行われた。例えばメインスタンド中央の「カテゴリー1(指定席)」は、通常の前売価格6,700円から8,200円へと、1,500円の値上げとなっている。同様に「カテゴリー2(指定席)」は5,700円から7,200円へ、「カテゴリー3(指定席)北・南」は5,300円から7,600円へ、それぞれ1,500円から2,300円の幅で引き上げられている。

 鹿島側は、浦和戦が特別な試合であり多くの観客が予想されることを踏まえ、席種・エリアの調整やチケット価格の設定を行ったと考えられるが、一部のファンにとっては納得しがたい変更となっているようだ。