浦和レッズ 写真:Getty Images

 ブラジル人DFダニーロ・ボザは2025年1月25日、ブラジル1部ECジュベントゥージから浦和レッズへ完全移籍。2月15日に明治安田J1リーグ開幕節のヴィッセル神戸戦を控えるなか、自身の現状や神戸の印象等について語っている。

 現在26歳の同選手は、2022年1月からECジュベントゥージでプレー。ヴァスコ・ダ・ガマへの期限付き移籍期間もあったが、復帰1年目の2023シーズンからリーグ戦全試合スタメン出場と、守備陣の中心選手として活躍。1部昇格に大きく貢献すると、2024シーズンもリーグ戦32試合でスタメン出場し、チームを1部残留に導いた。

 ブラジルメディア『GZH』で2月13日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手はJリーグ挑戦についてこう語ったという。

 「日本への適応は、文化や言語などがかなり異なるから、そんなに早くできるものではない。だが、チームメイトからスタッフまで、このクラブにいる全員が僕のことを温かく迎え入れてくれたから、とても助かっているよ。この新たな挑戦に満足しているし、チームのためにベストを尽くすよ」

 「開幕戦は難しい試合になるだろう。相手は日本サッカー界で伝統のあるクラブだ。我々はどれだけ難しい試合になるのか分かっている。長い準備期間があったし、他のメンバーにはさらに長い準備期間があった。個人的にはデビューを楽しみにしているし、チームが良いスタートを切るための手助けができればと思っているよ」

 神戸について「日本サッカー界で伝統のあるクラブ」とコメントするなど、対戦相手への警戒を強めているダニーロ。移籍金が150万ドル(約2億3000万円)だとブラジル国内で報じられているだけに、守備陣の中心選手であるDFマリウス・ホイブラーテンに匹敵するほどのパフォーマンスを、多くのファン・サポーターが期待しているはずだ。