■昨年は得点力不足に苦しんだ巨人

昨年激しい優勝争いを制してセントラル・リーグ優勝をつかんだ巨人だが、前半戦を中心に得点力不足に苦しんだ。

2024年、巨人のチーム打率は2割4分7厘でリーグ2位だったが、得点数は462で4位。「得点力不足」がクライマックスシリーズで敗退する要因になったという声がある。

一方でチーム防御率は、原辰徳監督が率いた2023年の3.39から大幅に改善し、2.49。失点数も381でリーグ1位となり、リーグ優勝の大きな原動力となった。