国立競技場 写真:Getty Images

 国立競技場では、2月16日に明治安田J1リーグ開幕節の東京ヴェルディ対清水エスパルスが開催。『THE国立DAY』として、Jリーグの無料招待企画が実施される一戦で、一部席種のチケット売れ行きが話題になっている。

 東京Vは2月12日、公式Xアカウントにて清水戦のチケット販売状況を公表。18時時点でメイン指定ホーム3層、ゴール裏ホーム自由、ゴール裏ホーム自由3層、テラスシートホーム、テラスシートミックスが完売となったほか、メインSS指定ミックス、ゴール裏ビジター指定、バック指定ミックス3層などでも売れ行きは90%以上だという。

 ただ一方で、ゴール裏ビジター指定3層は45%と半分以下。ネット上で「清水サポーターにとって、国立はナイターの方が楽なのかな?」「J1昇格プレーオフの時の観客はどこへ?」「正直別に…という感じのエスパルスサポーター多そう」といった声が挙がるなど、一部席種の売れ行きの悪さが注目が集まっている。

 また一部のファン・サポーターから「ホーム側の売れ行きが良い一方、ビジター側に余裕あるのは、ミックス席の影響ありそう」「5月3日のホームゲームで国立に行くと決めているので、2月は行かないという層がいるかも」といった分析も。それでも「エスパルスさんも国立はホームくらいな勢いで来てほしい」など、アウェイサポーターの大挙を願うコメントも見受けられている。

 なおこの一戦では、Jリーグが抽選で5000組10000名を招待。当選者にはメインスタンド3層・バックスタンド3層・ゴール裏3層のいずれかのチケットが割り当てられているが、Jリーグは当選者に対して「賞品のオークション等への出品は、固くお断りいたします」と呼びかけている。

 しかし『チケジャム』など複数のチケット仲介アプリやネットオークションサイト等では、東京V対清水のチケットが大量出品。メインスタンド3層・バックスタンド3層・ゴール裏3層や、一部でゴール裏ビジター指定3層のチケット出品も確認されている。