
2月14日の明治安田J1リーグ開幕戦でセレッソ大阪と対戦するガンバ大阪。大阪ダービー間近であるなか、以前から獲得の可能性が報じられているトルコ人FWデニス・ヒュメットのスウェーデン1部ユールゴーデンIF退団が近い模様。現地メディアは「驚くべきこと」などと、同選手の去就について大々的に報じている。
同選手の去就を巡っては、スウェーデン紙『エクプレッセン』が1月下旬にG大阪からの関心を報道。ユールゴーデンIFから移籍金110万ユーロ(約1億8000万円)のオファーを拒否されたものの、2500万スウェーデン・クローネ(約3億5000万円)まで増額して再度オファーを提示したとみられている。
またスウェーデンメディア『Fotbollskanalen』が2月8日に伝えたところによると、ユールゴーデンIFのスポーツディレクターを務めるボッセ・アンデション氏は、「(G大阪と)交渉中だ。そのことについては何も話せない。我々は彼を引き留めたいと思っているが、必ずしもそうなるとは限らない」と語るなど、移籍の可能性を否定していない。
そんななか、『FotbollDirekt』は12日に「ヒュメットはユールゴーデンIF退団間近。移籍交渉はほぼ合意に達しており、ユールゴーデンIFはストライカ-獲得の計画を立てている」と報道。「G大阪がメイントラックであり、日本側との交渉が進行中」としつつも、「正式オファーが届いたという情報はまだない」と伝えている。
また2500万スウェーデン・クローネとみられる移籍金については、「日本のクラブがこれほどの大金を支払ったことは、歴史上数えるほどしかない」「28歳という年齢で2500万スウェーデン・クローネは大金。ヒュメットの売却で今後、これだけの大金を得られるチャンスは二度とないかもしれない」としているほか、「G大阪への移籍が実現するとすれば、それはある意味で驚くべきことだ」と綴られている。