ビニシウス・ジュニオール 写真:Getty Images

 レアル・マドリードは11日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ1stレグでマンチェスター・シティ(イングランド1部)と対戦。2度リードされる展開となったが、最終的に敵地で3-2の逆転勝利を収めた。

 この試合で2アシストを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いたブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールはマドリードとの現行契約は2027年夏まで。サウジアラビアのクラブがメガファオーを用意しているとも伝えられているなかで、スペイン『レレボ』はすでに新契約締結に向けて交渉を開始したと報じていた。

 年俸面を巡って1度目のオファーを拒否したとされているビニシウスはブラジル『TNTスポーツ』で「新しい契約について話し合っている。僕の希望はここに長く留まり、レアル・マドリードで歴史を作ることだ。もっと長く滞在したいといつも思っている。今後数日で全てを解決して、長く滞在できるようになることを願っている」と延長交渉していることを明かし、残留を望んだ。

 なお、シティのファンは昨年のバロンドール受賞者であるスペイン代表MGMFロドリの写真と、「泣くのはやめよう」の文字が書かれたバナーを掲載。バロンドール受賞を逃し、授賞式を欠席していたビニシウスを挑発していた。

 たびたび相手サポーターからの標的になるビニシウスは「僕はこでまでどんな横断幕やライバルファンに怖がったことは1度もない。ただ、チームを助け、レアル・マドリードのために勝ちたいだけだ」と相手サポーターからの挑発について述べている。