槙野智章氏 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島、浦和レッズ、ヴィッセル神戸、日本代表OBの槙野智章氏は、2月12日放送の『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!2時間スペシャル』(日本テレビ系)に出演。古巣の浦和に対する思いなどを語ったが、自身の今後に関するコメントがファン・サポーターの間で話題になっている。

 槙野氏は人気企画「朝までハシゴの旅」で、さいたま市内の居酒屋を訪問。客から浦和時代の槙野の応援歌や槙野コールで歓迎されるなど、ロケは和やかなムードで進む。

 そんななか、話題は槙野氏の今後に。2023年に日本サッカー協会(JFA)の指導者ライセンス合宿に参加し、現在神奈川県社会人リーグ所属の品川CCを率いている同氏は、「すべては(プロで)監督になるために」「お世話になったクラブで最後オファーをもらいたい」「浦和・広島・神戸」などと語ったほか、共演者から「でもしれっとサンフレッチェ広島の監督になっていたら…」などと突っ込まれている。

 このロケの内容は、一部のコメントが切り取られる形で拡散。過去にケルンから浦和への移籍を巡り、槙野氏への批判が相次いでいただけに、広島サポーターから等からは「槙野が広島で監督。発表だけで大炎上しそうだけどな」「広島での監督は、絶対にやめてほしい」「広島には気を遣わなくていい」など、同クラブに関する否定的なコメントが湧き起こっている。

 広島の下部組織出身である槙野氏は、2006年にトップチームへ昇格すると、2010シーズンまで広島でプレー。ドイツ1部ケルンへの移籍により海外挑戦を果たしたが、2012年1月に浦和へ期限付き移籍。元広島指揮官であるミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、主力選手として活躍した。

 また本人は引退後の2022年2月、浦和OB鈴木啓太氏との対談で浦和移籍の裏側を説明。ペトロヴィッチ監督の誘いを一度断ったことを明かしたほか、「帰るならサンフレッチェ広島と思っていた。森保さんと食事して『サンフレッチェ広島に戻りたい』と話した。けど話をした時が1月を過ぎてからだったので、チームの編成も予算も決まっている状態だった。広島から『獲得できない』と言われた」と語っている。