エリキ 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスに在籍していたブラジル人FWエリキは、2025年1月に町田ゼルビアと契約更新。明治安田J1リーグ開幕節のサンフレッチェ広島戦(2月16日)1週間前の時点でチームに合流しておらず、ブラジル移籍報道も飛び交うなか、同選手のSNS投稿が再び話題になっている。

 エリキの去就を巡っては、ブラジルメディア『ge』が1月30日に「彼は2024シーズンでアジアでの5年半の活動を終えた」などと、町田退団の可能性を報道。ただ選手本人は2月6日、町田のユニフォームを身にまとう自身の姿をインスタグラムにアップすると、「すぐに戻ってきて頑張ります I’ll be back soon to do my best」と投稿していた。

 この本人のSNS投稿後も、母国復帰報道は絶えず。ブラジル人ジャーナリストのホルヘ・ニコラ氏が7日に「ヴァスコ・ダ・ガマからのオファーは、エリキの代理人を喜ばせた。町田との契約解除を試みている」と報じると、同じくブラジル人ジャーナリストであるロマーリオ・ジュニオール氏はサントス移籍の可能性を伝えていた。

 そんななか、エリキ本人は12日に再びインスタグラムを更新。機内にいる姿をアップした上で、「Great motivation Let’s go」(素晴らしいモチベーション、レッツゴー)と綴ったが、目的地は明らかにしていない。

 ただこの投稿を受けて、ネット上では「ついにエリキ合流?」「エリキ帰ってくるのか!?」「エリキ選手、遂に来日か!?」など、同選手の町田残留を確信する声が湧き起こっている。

 2023年1月に中国1部の長春亜泰から町田へ完全移籍した際、町田と4年契約を結んだとみられるエリキ。広島戦前の来日で1月末から続いた移籍報道に終止符を打つのか、注目が集まる。