12月2日から5日間、MSCベリッシマ那覇発着に乗船してきました。5日間、船内だけではなく、沖縄の美しい海と美味しいご飯の両方楽しめる楽しいツアーでした。

飽きることのない船内の施設やイベント、下船した際の観光地などをご紹介します。

今後乗船される際のご参考にしていただけたら嬉しいです。

目次

  1. MSCベリッシマとは
  2. 乗船の流れ
  3. お部屋について
  4. メインダイニングにて夕食
  5. 2日目 石垣島寄港
  6. 3日目 台湾の基隆に寄港
  7. 3日目の夜
  8. 4日目 宮古島寄港
  9. 5日目 那覇下船
  10. 誰でも楽しめるクルーズ!

MSCベリッシマとは

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

日本発着クルーズを行っている船の中では一番大きな客船で、総トン数は約17万トン、全長は315m。12種類のダイニングレストランや20種類のバー、船内イベントや毎日開催される本格的なショーなど、子どもから大人まで楽しめる船になっており、乗客定員5,686人、乗組員は1,536名で、客室数は2,217室。カジュアル船なので、クルーズ初心者の方も挑戦しやすい客船です。

乗船の流れ

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

那覇空港から那覇港第二バースまでは、車で10~15分。タクシーもしくはMSC運航のシャトルバスで向かいます。

MSCのシャトルバス乗車券は、当日のみ可能で、那覇空港国内線到着ロビーにて片道15ドルで販売しており、運行時間は10:00~15:30でした。

タクシーで向かう場合は片道約3,000円で、複数人で乗る場合はタクシーのほうがお得。

第2クルーズバースに到着し、パスポートと乗船券を見せると、預かり証と引き換えにパスポートを回収されました。

お部屋について

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<アメニティ>

  • ケトル
  • 緑茶、紅茶のティーパック
  • 砂糖
  • マグカップ、グラス
【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

バルコニー付のお部屋であれば、沖縄の美しい海を一望できます。

お部屋には日本で使用されているAタイプのコンセントが2口あるため、変換プラグを持参する必要はなさそうでしたが、スリッパ、ティッシュ、手洗い石鹸の提供がないので、こちらは自分で持参する必要がありそうです。

この日は12時半時点で入室可能で、部屋のドアノブにはクルーズカード(部屋の鍵兼、船内での決済カード)がかかっていました。ドリンクパッケージに申し込んだ方は、クルーズカードを取りにいかずともキャビン番号をスタッフに伝えれば、乗船後すぐにドリンクパッケージを利用できました。

メインダイニングにて夕食

クルーズカードに、毎日のダイニングの名前と時間が記載されているので、記載通りの時間にダイニングに向かいます。

18時と19時15分の2回制の食事になっており、今回は2回目の19時15分からの夕食でした。

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

この日はパスタとフィッシュアンドチップスを注文。サーブは遅めですが、味はおいしく、ダイニングやスタッフの雰囲気も良く、楽しんで食事ができました。

2日目 石垣島寄港

5日間を通して下船がスムーズで、着岸してから15~30分程度で下船できました。

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

下船後、屋根のある道に沿って歩くと、シャトルバスとタクシー乗り場が見えます。乗り場までの道中には、観光案内所があり、石垣島のマップを配布していました。

シャトルバスは片道200円で、9:30~12:30まで30分間隔で運行しており、乗降所は、最近新しくなったと話題の公設市場まで徒歩3分ほどのところにあると書かれていました。

石垣島離島ターミナルまでは車やバスで10分程度、車の場合は離島ターミナルの駐車場が1時間100円でした。

竹富島の水牛車観光

離島ターミナルから竹富島行きのフェリーに乗りました。

大人往復券(中学生以上):1,520円  子ども往復券(小学生以下):790円

フェリー内は混雑はしていませんが、2階の外席は人気で席は既に埋まっていました。竹富島に向かう道中に見える、石垣島の海に浮かぶベリッシマが見所です!

竹富島到着後は、降りて左手に見える水牛観光バスに乗り、降りたところで券を購入します。

【水牛車(竹富観光センター)】

  • 営業時間:9:00~16:30
  • 料金:大人(中学生以上)3,000円/小人(3歳~小学生)1,500円
  • 所要時間:25~30分
  • 予約:不可
  • 支払い方法:クレジットカード、交通系ICなどのタッチ決済可、paypayは不可
【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

水牛車観光は、スタッフの竹富島や水牛についての説明を聞きながら、竹富島内を観光します。観光後は、スタッフの方が水牛との写真を撮ってくれて、1枚1,800円で販売していました。

フェリー乗り場まで帰るには、1日6本運行している無料シャトルバスに乗るか、竹富島交通の島内路線バスを利用する方法があり、島内路線バスを利用する場合は電話にて予約が必要で、ひとり片道300円で運行しています。

川平湾

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)
【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

石垣島離島ターミナルから車で約30分の所に位置し、真っ白な砂浜と透き通った美しい海を見ることができます。駐車場は無料で、駐車場の目の目にはアイスクリームや島草履などの販売があり、グラスボートにも乗ることができるようです。

3日目 台湾の基隆に寄港

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

千と千尋の神隠しに出てくる油屋のモデルになったといわれている阿妹茶樓(あはちゃや)がある九份までは、基隆港から車で3~40分。台湾の伝統的な雰囲気を味わうことができ、階段を上っていくと多くの土産屋が立ち並んでいます。

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

パクチー入りアイスクリーム「阿珠雪在焼」を注文。

クレープ生地に粉末状に吸ったピーナッツ入りの飴、アイス、パクチーを載せたデザートで、包んで2つに分けて袋に入れてくれるので、シェアして食べ歩きしやすかったです。1個50元で販売していました。

3日目の夜

スペシャリティレストラン「海渡」にて夕食。サムライのコース($44)を注文しました。

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

<メニュー>

  • 寿司&刺身
  • 天ぷら
  • 季節の青物、野菜、胡麻ドレッシング
  • 白みその味噌汁
  • スコットランド産鮭、車海老
  • 卵炒飯
  • サーロイン
  • 季節の野菜
  • ジンジャーアイスクリーム
【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

シェフが歌を歌ったり、調理器具を使用したパフォーマンスを見せてくれるので、料理が提供される前から後まで飽きずに楽しむことができます。品数も多いため、非常に満足でした。

この日の船内はホワイトナイトでした。MSCベリッシマの大きなイベントの1つで、この日は6デッキプロムナードで開催されていました。乗客の多くが白い服を着てイベントに参加するので、一体感が出るし、大きな音楽に合わせてみんなで踊るので、非常に盛り上がっていました。

4日目 宮古島寄港

宮古島では、岸壁から無料シャトルバスに乗車しターミナルまで向買う必要があり、所要時間は約3分。ターミナルに到着したらパスポートのコピーを提示し、税関申告書を提出して出口に向かいます。

ターミナルを出ると、目の前に現地バス会社運営のシャトルバスとタクシー乗り場があり、平良港~マックスバリュー南店間を片道500円で運行していました。

タクシー乗り場は長蛇の列を作っていましたが、タクシーが1台も止まっていないので、バスやレンタカーのほうが効率が良さそうです。

伊良部大橋

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

この日は車で伊良部大橋を渡りに行きました。宮古島と伊良部島を結ぶ全長3,540mの端で、無料で渡れる橋としては日本で一番の長さを誇ります。晴れていれば美しい都ブルーの海上を走ることができ、車だけでなく徒歩や自転車で渡っている観光客も見られ、とても気持ちが良さそうでした。

古謝そば

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

お昼は古謝そばを食べに行きました。

ターミナルから車で約10分のところにあり、宮古島のソウルフードである宮古そばを頂けます。

お店の名物KOJASOBAを注文。ソーキ、かまぼこ、もずく、ほうれん草がのっていて、麺がねじれている沖縄そばと違い、平麺が特徴です。一杯880円で頂けるので、リーズナブルで美味しくて大満足でした。

海美来(カイミール)

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

池間大橋を渡った先の池間島に位置するお食事処件、土産屋。

平良港クルーズターミナルより車で約20分のところにあり、お店の3階にある展望台には、池間大橋と池間島の海を一望することができます。

下の売店で販売している名物「紅いも餅」も、控えめな甘さで食べやすくてとてもおいしかったです!1個200円で販売していました。

砂山ビーチ

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

平良港クルーズターミナルより車で約5分の近い場所にあり、無料駐車場は30台ほど停められます。路線バスはないため、車か徒歩でのアクセスになり、徒歩だと45~60分ほどかかるようです。

ビーチまでは砂山を上って海へ下っていく必要があり、スニーカーだと砂が入ってかなり歩きづらいので、裸足かビーチサンダルを持っていくことをおすすめします。

海へ下っていくと、川平湾同様、白い砂浜と透き通った海が広がっており、写真撮影に最適でしたが、海へ向かう途中に「サメ・ハブクラゲが出る」との注意書きがあったので、海水浴を楽しむよりは、絶景を眺めるだけのほうが良さそうです。

5日目 那覇下船

【MSCベリッシマ】4泊5日の沖縄美ら海クルーズ
(画像=『たびこふれ』より 引用)

前日にMSCの荷物タグと下船の順番が書かれた案内が部屋入れされているので、振り分けられた番号の通りに下船します。

下船の際は、クルーズカードを提示して下船し、荷物タグに記載された番号のエリアから荷物を取ります。その後スタッフにパスポートを提示、税関申告書を提出して出口に向かいます。

出口を出て目の前にタクシー乗り場、左に進むと那覇空港までのシャトルバス乗り場と、市内循環バス乗り場がありました。

MSCの那覇空港までのシャトルバスはスムーズに乗車出来ましたが、タクシー乗り場と市内循環バスには長蛇の列ができていました。

今回は、MSC運行の那覇空港行きシャトルバスを利用し、30分ほどで那覇空港に到着しました。

誰でも楽しめるクルーズ!

クルーズ旅行と聞くと、ドレスコードなどもあり、なかなか挑戦しにくいと思う方も多くいらっしゃると思いますが、クルーズは子どもから大人まで誰もが楽しめる旅行です。お部屋から海を眺めながらゆっくりするもよし、バーでお酒を飲むもよし、プールで子どもたちと一緒に遊ぶもよしです。

多様な楽しみ方をできるクルーズは飽きることはありません。ぜひ一度乗り体験してみてください!

提供元・たびこふれ

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