三笘薫(写真左)と久保建英(写真右) 写真:Getty Images

 日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)やMF三笘薫(ブライトン)など、欧州トップレベルでの活躍が目立っている日本人選手。森保ジャパンがFIFAワールドカップ北中米大会出場へ王手をかけているなか、MF久保建英(レアル・ソシエダ)が欧州5大リーグを代表するアタッカーとして好成績を残している。

 サッカー専門サイト『データMB』は2月10日、欧州5大リーグでプレーする全選手を対象とした「リーグ戦におけるドリブル成功数ランキング」トップ20を公表。1位はFWラミン・ヤマル(バルセロナ)の116回であるが、久保が87回で3位にランクイン。FWジェイミー・バイノー=ギッテンス(ボルシア・ドルトムント)に1差及ばなかったものの、欧州屈指のドリブラーとして名を馳せている。

 4位以下でもFWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)やFWビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)といったスター選手がランクインしているドリブル成功数ランキング。日本代表選手では久保の他に三笘もドリブラーとして知名度を高めているが、同選手はトップ20にランクインしなかった。

 2022年夏にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍したことをきっかけに、本来のパフォーマンスを発揮している久保。2024/25シーズンもここまでリーグ戦23試合の出場で4ゴールをマークしているほか、UEFAヨーロッパリーグでは7試合の出場で1ゴール2アシストと結果を残している。

 一方の三笘は、2023/24シーズンこそ負傷離脱を繰り返したものの、2024/25シーズンは主力選手として活躍。ここまでプレー24試合の出場で5ゴール3アシストを挙げている。

 久保、三笘、伊東の他にもMF堂安律(SCフライブルク)やDF板倉滉(ボルシアMG)など、欧州5大リーグにおける日本人選手の活躍は顕著に。ただMF鎌田大地(クリスタル・パレス)、負傷続きのDF冨安健洋(アーセナル)ら三笘を除くプレミア勢は厳しい状況に向き合っている。