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今冬の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からフランス代表FWランダル・コロ・ムアニをレンタルで補強したユベントス(イタリア1部)だが、来季以降もクラブに留めておきたい考えがあるようだ。
ナント(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたコロ・ムアニは、2022年夏に加入したアイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)で大ブレイク。2023年夏にPSGに加わったが、ルイス・エンリケ監督の構想外となっていた。
そんなコロ・ムアニには今冬にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やトッテナム・ホットスパー(同1部)など複数クラブが関心。最終的にセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの代役となるストライカーを探していたユベントスがレンタルで争奪戦を制した。
そのコロ・ムアニはデビュー戦となったナポリ(イタリア1部)戦で早速ゴールを記録すると、続くエンポリ(同1部)戦とコモ(同1部)戦ではフル出場を果たし、2試合連続で2ゴールを記録。3試合で5ゴールと早くも主砲としての地位を確立した。
そのなかで、クラブのスポーツディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリ氏はイタリア『スカイ』で「我々は今シーズン以降もランダル・コロ・ムアニをクラブに留めておきたい。PSGと関係は非常に良好で、我々はコロ・ムアニとの契約を成立させるために複数クラブとの争奪戦に勝利することができた。解決策を見つけるために話し合うつもりだ」と慰留に向けて動くことを明かしている。