ロドリゴ・ゴエス 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)は11日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフでマンチェスター・シティ(イングランド1部)と対戦。このカードは4シーズン連続での対戦となり、過去3シーズンは勝利した方がそのままビッグイヤーを獲得している。

 その試合に向けて行われた記者会見にブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスがカルロ・アンチェロッティ監督とともに出席。ロドリゴには対戦相手あるシティが昨夏に魅力的なオファーを提示して獲得を試みたとされているが、選手サイドに拒否されたとスペイン『レレボ』が報じていた。

 ロドリゴは2019年夏にサントス(ブラジル1部)からマドリードに加わると、卓越したボールコントロールや決定力の高さを武器にクラブの複数タイトル獲得に貢献。今季もここまで公式戦31試合に出場して12ゴール8ゴールを記録している。

 12月中旬から交渉をキープしているロドリゴはシティからのオファーについて「オファーについてはあまり知らない。父が代理人だから、彼が対応してくれている。僕はここで幸せだし、何年もここに居たいと思っている。チャンピオンズリーグでこのユニフォームを着て、プレーするのはいつも特別だし、これからも変わらないよ」とスペイン『Fichajes』がコメントを伝えている。

 なお、ロドリゴは21-22シーズンのシティ戦では試合終了間際に2ゴールを決めて、クラブの劇的逆転勝利に大きく貢献すると、昨季も1ゴールを記録。”シティキラー”である同選手が決勝トーナメント進出をかけたプレーオフでどのような活躍を見せるのか注目が集まる。