
Edgar G. Biehle/iStock
引き続き、2024年6月に米下院司法委員会が公表した気候カルテルに関する調査報告書についてお届けします。
(前回:「ESGに取り組まないと資金調達ができない」はフェイクだと米下院が暴露)
今回は少しだけ心温まるお話をご紹介します。
New Report Reveals Evidence of ESG Collusion Among Left-Wing Activists and Major Financial Institutions
Arjuna Capital, LLC(Arjuna)は小さな株式を保有しているが、企業に過酷な要求を行う。
(中略)
Arjunaは、Climate Action 100+とNZAMの両方のメンバーである。
(中略)
Arjunaは特に化石燃料企業と積極的に交渉し、企業を破壊しようとしている。
確立された企業法の原則によれば、「取締役は、株主の最善の利益のために行動する受託者責任を負っている」。
(中略)
しかしArjunaは「石油会社は1.5度の地球温暖化の閾値内でのみ『利益を最大化』することしかできず、それを超えてはならない」と考えている。したがって、Arjunaはエクソンとシェブロンで少数の株式所有権を行使し、これらの企業を根本的に変えるような変化を迫った。
2021年、Arjunaは米国第2位の石油会社であるシェブロンに過激な株主提案を提出した。