アルゼンチンの首都ブエノスアイレス近郊で、川の水が突如として鮮やかな赤色に変色し、住民の間で不安が広がっている。地元メディアによれば、この川が異常な色に変わるのは今回が初めてではなく、過去にもさまざまな色に変化してきたという。
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繰り返される異変、住民の懸念
問題の川は、ブエノスアイレスの郊外を流れ、ラプラタ川の河口へと注ぐサランディ川である。住民が撮影した映像や写真では、川全体が不気味なほど赤く染まっている様子が確認できる。
この異変について、地元住民の一人は「私は生まれてからずっとここに住んでいるが、今日のように水が真っ赤になったのを見たのは初めてではない」と語る。そして、「これまでにも川の水は灰色、緑、紫、青みがかった色、そして非常に濃い茶色にもなったことがある」と、その異常性を強調した。
また、別の住民は「以前は黄色く濁った水が川の表面を覆い、まるで硬い層のようになったこともあった。そのときは酸性の刺激臭が漂っていた」と述べ、これが単なる自然現象ではなく、何らかの汚染によるものではないかと懸念を示した。
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(画像=画像は「TikTok」より,『TOCANA』より 引用)