■警察官のコンビニ利用も
近年では神奈川県横浜市、大阪府大阪市の他、多数の自治体がこうした「救急隊員のコンビニエンスストア等の利用」に関する理解を得られるよう、公式サイト等で情報を発信しているのだ。
これらの発信は7〜8月に集中している傾向があり、近年の夏の異様な暑さに伴う「熱中症」関連の救急出場件数が増加していることが要因と考えられる。
「ミイラ取りがミイラになる」という言葉もあるように、人の命を救う救急隊員の休憩時間を蔑ろにしていては本末転倒。加えて、休憩のために制服や車両を交換する…といった手順をとっていては、非効率的だろう。
近年では各都道府県警でも、制服を着用した警察官がコンビニを利用する取り組みが開始されている。

(画像=『Sirabee』より引用)
彼らの安全が確保されることで、初めて我われ市民の平和と安全に繋がるという事実を、改めて肝に銘じておきたい。