ラフィーニャ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)に所属するブラジル代表FWハフィーニャが、昨夏の移籍市場でサウジアラビアなど複数クラブからの関心がありながらも、残留した背景を明かした。

 2022年夏にリーズ・ユナイテッド(イングランド2部)からバルセロナに加わったハフィーニャ。卓越したボールコントロールやスピードを生かしたドリブル突破、高いキック精度を武器に今季はここまでの公式戦35試合に出場して24ゴール15アシストと圧巻のスタッツを残している。

 9日に行われたラ・リーガ第23節のセビージャ(スペイン1部)戦でも1ゴールを記録したハフィーニャだが、クラブの財政難を受けて、昨夏には売却候補の1人に挙げられていた。そのなかで、同選手はフランス『レキップ』のインタビューで残留した背景を明かしている。

 「僕の焦点は常にバルセロナだけにあった。クラブの人々からの信頼を感じ、自分の価値とバルセロナに毎日何を与えられるのかを知っていた。リーダーであるということはピッチないでキャプテンマークを巻くことだけを意味するものではない。日々の振る舞いが完璧でなければいけない。チームのために、このユニフォームのために、チームメイトのために戦わなければいけない」

 なお、今季のラ・リーガでレアル・マドリード(スペイン1部)とアトレティコ・マドリード(同1部)と優勝争いを繰り広げているバルセロナは、16日に行われるラ・リーガ第24節でラージョ・バジェカーノと対戦する。