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レアル・マドリード(スペイン1部)は8日に行われたラ・リーガ第23節でアトレティコ・マドリード(同1部)と対戦。先制される展開となったが、フランス代表FWキリアン・ムバッペが同点ゴールを決めて1位と2位による首位攻防戦は引き分けに終わっている。
この試合でマドリードはセンターバックでトップチーム登録されているドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、オーストリア代表DFダビド・アラバ、ブラジル代表エデル・ミリトンが欠場。中盤を本職しているフランス代表MFオーレリアン・チュアメニと、カスティージャ登録のスペイン人DFラウール・アセンシオが起用されていた。
最終ラインに負傷者が相次いでいるマドリードは、今夏に少なくとも1人、必要であればもう1人センターバックの補強を目指していると、スペイン『レレボ』が報道。そのなかで、アーセナル(イングランド1部)でプレーするフランス代表DFウィリアム・サリバが獲得候補のトップに位置しているという。
サンテティエンヌ(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたサリバは2019年夏にアーセナルに加わると、母国の複数クラブへのレンタル移籍を経験。2022年夏にアーセナル復帰を果たすと、対人守備や空中戦の強さを武器に今季もここまで公式戦33試合に出場して2ゴールを記録している。
なお、マドリードはサリバのほかにも複数選手をリストアップしているとのこと。加えて、マドリードはチームを強化するために他のポジションの補強が必要なことも認識しているようだ。