マヌエル・ノイアー 写真:Getty Images

 ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属するGKマヌエル・ノイアーが、2026年の契約満了後もバイエルンに残る可能性を排除していないことを明らかにした。契約満了時には40歳となるが、現時点で去就を決めるつもりはなく、選択肢を開いているという。

 1月末に2026年までの契約延長が発表された際、多くの人がこれをノイアーにとって最後の契約とみなした。バイエルンは冬の移籍市場で同じくブンデスリーガのケルンからGKヨナス・ウルビヒを獲得し、世代交代の準備を進めていると考えられていた。

 しかし、2月8日、ノイアーはバイエルンに関するニュースを発信する非公式の情報アグリゲーター『iMiaSanMia』に「クラブと私は1年の契約延長を望んでいた。これからどうなるか見ていくことになる」と語り、今後のキャリアについて慎重に判断する姿勢を示している。

 契約満了まで約16か月ある中で、今すぐに決断する必要はないとの姿勢を示したノイアー。キャリアの晩年を迎えても、なお第一線で戦い続ける意欲を持っていることがうかがえる。

 とはいえ、バイエルンが将来的に世代交代を進める方針であることに変わりはない。その実現にはクラブの判断や自身のコンディションが大きく影響することになりそうだ。