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レアル・マドリード(スペイン1部)が、クラブのエースであるブラジル代表FWビニシウス・ジュニオール(24)との契約延長交渉を開始したようだ。
2018年夏にフラメンゴ(ブラジル1部)からマドリードに加わったビニシウスは、カルロ・アンチェロッティ監督の下で覚醒すると、昨季はクラブのシンボルナンバーである「7」を継承。チームのエースとして、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2冠達成に貢献し、国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手賞も受賞した。
今季もここまで公式戦28試合で16ゴール10アシストの数字を残しているビニシウスに関して、スペイン『レレボ』は2週間前にマドリードとの契約延長交渉を開始した模様。2027年夏までマドリードとの契約を残している同選手だが、最初の交渉では年俸面の議論が行われたという。
しかし、ビニシウスの代理人は提示された金額以上を要求しており、合意することはなかったとのこと。クラブはブラジル代表FWを最高クラスのように扱うと予想されているものの、サウジアラビアのクラブが高額オファーでの獲得を狙っていることから単純な交渉ではないようだ。
なお、ビニシウスは「これは僕にとっても家族にとってもとても大切なことだ。これから何年もここでプレーできることを願っている」とコメントするなど、クラブ愛を隠していない。それだけにマドリードは契約延長を楽観的に捉えているようだ。