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サガン鳥栖は2月6日、週刊誌『女性セブン』のニュースサイト『NEWSポストセブン』で中絶・不倫が報じられ、活動自粛していたMF福田晃斗について、「福田選手と協議を行った結果、本人及びクラブ双方合意の下、当事者間の契約を解除いたしました」と公式発表。鳥栖を退団することになった同選手は、SNSを通じて現役続行の意思を示したが、ネット上で厳しい声が飛び交っている。
2016年にタレントの大戸千絵と結婚している福田を巡っては、福岡県在住の女性と不倫関係にあったなどと1月21日に報じられると、鳥栖は「選手本人に対する事実確認を年明けから継続的に行っており、当面の活動を自粛させている」などと発表。22日には同選手の2025シーズンのユニフォーム販売を中止していた。
クラブは福田との契約解除にあたり、「当クラブとしましては、このような事態を招いてしまったことを重く受け止め、改めて選手・スタッフそしてフロントを含めたコンプライアンスの遵守とガバナンスの徹底に全力で努め、適正なクラブ運営を行なって参ります」などと声明を発表している。
一方で福田本人は6日にインスタグラムを更新。鳥栖サポーターや自身の姿をアップすると、「鳥栖のサポーターの皆さん、スポンサーの皆様、選手・STAFF関係者の皆様」にむけてこう綴っている。
「今回、週刊誌に掲載された事からチームと協議した結果お互いの合意により契約解除に至りました。自分からは話すことが出来ない事情もある中で、色々な葛藤がありましたが、サッカーを続ける決断としてこのような形になりました」
「今僕が話せる事としては本当に鳥栖が大好きです。特別指定から合わせて、10年間全力で走り、がむしゃらにプレーしてきた事に嘘偽りはありません。僕はベアスタ、駅スタでプレーする事が本当に大好きでした。鳥栖で引退したいと思い、帰ってきたので、今回引退する事も考えました」