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オランダから帰化したインドネシア代表DFサンディ・ウォルシュには、ベルギー1部KVメヘレン退団やアジア移籍の可能性が報じられていたが、横浜F・マリノスに加入する見込み。本人は以前、日本代表戦後に語っていたJリーグ挑戦という夢がまもなく実現するようだ。
ベルギー出身のウォルシュは、現在29歳で右利きのサイドバック。KRCヘンク、ズルテ・ワレヘムなどを経て、2020年10月からメヘレンでプレーしているが、2024/25シーズンはベルギー1部リーグでスタメン出場2試合と控え要員に。2025年1月19日の第22節ヘンク戦以降は3試合つづけてベンチ外となっている。
同選手の去就を巡っては、ベルギー紙『GVA』が2月4日に「彼には新たな挑戦の可能性がある。アジアからの関心を集めている。いくつかのマーケットが開かれたままだ」とリポート。2025シーズンのJリーグ第1登録期間(ウィンドウ)が3月26日まで開いているだけに、ネット上では早くもJリーグ移籍待望論が湧き起っていた。
するとベルギー人ジャーナリストのファン・デ・ヴェニエ氏は6日に「ウォルシュは横浜FM移籍間近。8日にも正式契約を結ぶ」と報道。同選手の代理人とみられる人物はインスタグラムで空港にいる選手本人とのツーショット写真をアップしているだけに、来日間近と考えられる。
ウォルシュは年代別のオランダ代表でプレーも、2023年9月にインドネシアのA代表デビュー。2024年1月24日のAFCアジアカップグループステージの日本戦では1ゴールを挙げていた。
『GVA』によると、同選手はアジア杯後に「決勝トーナメント1回戦で負けたけど、それでも良い気分でチームに戻ることができた。インドネシア代表はアジアカップを通じて大きく成長したよ」と手ごたえを覗かせたほか、「いつかKリーグ(韓国1部)やJリーグでプレーしたいね」と語ったという。