シートベルトを着用しているからこそ機能するエアバッグ
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シートベルトを正しく着用していない場合、エアバッグも危険な装置に変わってしまいます。エアバッグは、シートベルトを正しく着用していることを前提とした安全装置となっているため、エアバッグが取り付けられている場所を見てみると「SRS AIRBAG」と書かれている場合が多いです。
このSRSとは、「Supplemental Restraint System」の頭文字で、直訳すると「補足・拘束・装置」となります。つまり、シートベルトでしっかり拘束されている乗員を補足するための安全補助装置ということです。
このことからも、エアバッグはシートベルトが正しく着用されていないと本来の機能を発揮することができない安全装置であることがわかります。
クルマの安全装置のひとつでもあるエアバッグがあるから大丈夫だろうと思い込み、シートベルトを着用しなかった場合、思わぬ事故やケガを負ってしまうことがあります。エアバッグで事故やケガをしないようにするためにも、シートベルトは確実に着用しましょう。
命を守るために乗員全員のシートベルト着用を確認してから走り始めよう
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命を守る“命綱”ともいえるシートベルトは、正しく着用しなければ効果を得られません。また、安全装置であるエアバッグもシートベルトの着用を前提としている安全装置です。そのため、クルマに乗ったら、運転者は乗員全員がシートベルトを着用しているか確かめ、全員のシートベルト着用が完了してからクルマを発進させましょう。
文・齊藤優太/提供元・CARSMEET WEB
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