■木の葉緑素が抽出され、昆虫の内臓が吸い出されていた
この奇妙な赤い光を放つUFOと山火事の話はすぐに地元の人々の間で話題になり、地元の市長は調査チームを現場に派遣した。
一家も調査に協力し、損傷した柳の木に関することも含め、当日の夜に見た全てのことを彼らに話した。一家の息子はUFOの姿を地面の上に描いて説明した。
そして調査チームは丘へと向かい、草が焦げた場所を詳しく調べたが原因についてはよくわからなかった。
事件に関する記事がマスコミに取り上げられると、ジャーナリストやさまざまな科学者が一家のもとへと一斉にやって来た。ちょうどこの時、UFOが接触した柳の木から「何かがその生物学的時間を加速したかのように」葉が落ちはじめたのだった。
調査チームが柳の樹皮とその隣に生えている草のサンプルを採取し、ブエノスアイレスの研究所に送ったところ、葉緑素(クロロフィル)が何らかの形で木から抽出されたという驚くべき分析結果が報告された。どんな方法であれ、普通に考えて不可能なことである。
ちなみにこの柳の葉がいったんすべて落ち切ってしまった後からは、何事もなかったかのように再び緑色の葉が生えてきたという。
丘の焦げた場所と、柳周辺の土壌サンプルも分析されたのだが、いくつかの奇妙な現象が確認された。
たとえば一部の石は変色しており、上部が非常に暗い色になっていた。
焦げた場所の土壌には昆虫なども含まれていたのだが、驚くべきことに昆虫の見た目は完全に無傷にもかかわらず、内臓だけが完全に消失して空洞になっていたのだ。まるで何かが内部をすべて吸い取ったかのようであった。
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焦げた場所で見つかった小さなカエルの死骸でも同じことが起こっており、生きていた時と同じ外見を保っていたものの、すべての臓器がなくなっていたのである。草が焦げていたものの、こうした昆虫やカエルに焼かれた痕跡などはなかった。
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驚くべき事態だったが、説明の糸口すらつかめないことから調査もお手上げとなり、人々の話題にのぼることも急速に減っていったという。
そして目撃事件から1年半後の1987年8月、この地域で大規模な山火事が発生したのだが、なんと以前に焦げた場所だけは火の手が及ばなかったのである。ちなみに山火事の後、かつての焦げた場所でジャーナリストが草を調べてみたところ、ライターで火を着ければ普通に燃えたということだ。つまり、不燃性の何らかの処理が施されていたわけではなかったのだ。
1989年、スペイン人エンジニアのグループがこの場所を調査したのだが、彼らが持参した高精度の機器が操作を妨げる奇妙な干渉を受けていたという。彼らによれば、UFOはおそらく地球の未知のエネルギーを“固定”してこの場所を火炎から保護し、一方で機器への干渉も引き起こしたということだ。
樹木の葉緑素を取り出し、昆虫とカエルの内臓を“吸い出し”、草を焦がして“保護”したというあまりにも奇妙な行動を見せたUFOについてどう理解すればよいのだろうか。まずは同様のケースが今後報告されるのかどうかに注目すべきなのだろう。
提供元・TOCANA
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