2025年1月より、アーランダ空港から東京への直通便が就航する予定で、これから日本人の旅行者も増えることが期待されます。
今回は、スウェーデンの顔、アーランダ空港での前泊・後泊におすすめな空港ターミナルにある快適ホテルを紹介します。
スウェーデン最大の国際空港アーランダ空港
スウェーデンの玄関口 アーランダ空港は、133の国際路線と21の国内路線を結ぶスウェーデン最大の国際空港です(アーランダ空港公式サイトより)。
アーランダ空港で最初にカルチャーショックなのが、ペットボトルの水1本買うにも支払いが基本的にカードなこと。もちろん現金の支払いも可能ですが、どんどんキャッシュレスが進むスウェーデン。首都ストックホルムの観光地でも現金扱い無しの店やミュージアムがどんどん増えているので、この国ではクレジットカードでの支払いが無難です。
移動ストレスゼロ「Clarion Hotel」
アーランダ空港内にある直通ホテルに何軒か泊まったことはありますが、個人的に1番満足したのがClarion Hotelです。空港中心部、レストランやショップが立ち並ぶエリア「Sky City」に位置し、電車の駅から1分ほどでホテルのロビーに到着します。重い荷物と幼い子どもを連れてバスや電車を乗り継いだり、歩き回るストレスがない嬉しい空港直通！！
ドアがないホテルの広い入り口は、スーツケースやベビーカーをひいたままでも楽々。ロビーはご覧の通り、北欧らしいモダンで暖かみのある家具が癒し空間を演出しています。セルフチェックイン機もあるので、チェックイン・アウトもとてもスムーズです！
ウキウキなホテルステイというよりも、幼児を連れての電車移動だけでもどっと疲れが溜まったこの日。正直早く休みたいという気持ちで足早に部屋まで向かいました。
ちなみに日本のホテルと違って、自動販売機や売店は基本的に無い海外のホテル。スウェーデンも例外ではなく、小腹が空いた時に食べれるものを空港内のキオスクで購入しました。
快適で清潔感溢れる客室
部屋に入って最初に目に入ったのが、青空が広がる滑走路！絶え間なく離着陸する飛行機をぼーっと眺める時間も貴重なものです。
フカフカなベッドは寝心地抜群！家族全員ぐっすり眠ることができたので大満足♪
バスタブが無いのが残念だったものの、バスルームも清潔！赤ちゃん用のトイレもチェックイン時に言うと、用意してくれたので助かりました。
海外のホテルに泊まると日本のように至れり尽くせりのアメニティーがなく、驚かされるものですよね。このホテルも写真のように超シンプル！歯ブラシくらい付いててほしい...と思うのは私だけでしょうか。
話は逸れますが、もしマイ歯ブラシや子ども用ケアグッズを忘れたとしても心配ありません。というのも空港内の薬局(APOTEK)では歯ブラシや歯磨き粉、マウスウォッシュ、フロス、ベビー用薬やケアグッズなどが購入可能。薬局にすぐ行けるのも空港ならではの安心感です。
このホテルで嬉しかったことは、Ritualsのハンド・ボディーソープが使われていたこと。Ritualsとは、オランダ発スキンケア、香水、ボディケアアイテムなどを扱うスウェーデンでも人気のブランドです。ホテルのレセプション横には製品が販売されているので、気に入った場合は購入も可能です。お土産としても喜ばれること間違いなし！
宿泊客は24時間利用可能なジム
Clarion Hotelには宿泊客向けの24時間利用可能なジムがあり、産後特に運動とは無縁な私でも引け目を感じることなくリフレッシュすることができました。
清潔感溢れるモダンなジムの更衣室。鏡の向こう側にはサウナもあり、ジムトレーニング後に心行くまでサウナで心身温まります。
ジムの外には綺麗な温水プールが！
昼間の雰囲気とは違い...
夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気に！こんな素敵な空間にも関わらず、誰もおらず貸し切り状態だったのはラッキーでした。しかし、残念ながら今回は優雅に泳ぐ時間はなし。管制塔が見える抜群のロケーションでフライト前にひと泳ぎ、という贅沢な時間をいつか過ごしてみたいものです。
子連れでも安心して泊まれるホテル
朝食会場の一角にはプレイスペースがあり、子どもが飽きても安心！こういった小さな心遣いがとても助かるものですね。
ホテルの朝食会場、電車や店など 公共スペースで子どもが泣いたりグズると、周囲に申し訳ない気持ちになってしまうもの。それは海外で暮らしていても同じです。しかし、スウェーデンで子どもがギャン泣きしても周囲に迷惑そうな顔をされた経験はありません。むしろ、子どもは泣くものよね、という寛容な目線で見守ってくれる人が多い印象です。
