出口里佐です。
本日は今月初めにランチに伺った、飯田橋駅から徒歩7分ほどの東京日仏学院(アンスティテュ・フランセ トウキョウ)内にあるレストラン、ロワゾー・ドゥ・フランスをご紹介します。
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ロワゾー・ドゥ・フランスの看板
日仏学院と言えば、NHKのEテレでフランス語講座で少し見たことがあっただけですが、フランス語を日本で学ぶ人たちにとって、フランス人の講師がいて、フランス文化に直接触れられる貴重な場所ではないでしょうか。
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エントランス
この敷地内にある緑の中のレストラン、ロワゾー・ドゥ・フランス。建物に入る前から、フランスっぽい開放的な雰囲気が漂います。
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エッフェル塔オブジェ!パリです
6月2日にオーブンしたばかりで、真新しいエントランスでは、エッフェル塔のオブジェが、お出迎え。
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レストランスペースの奥の壁には、パリの巨大なタペストリー。セーヌ川をみながらお食事です!
レストラン内に入ると、奥の壁にはまもなくオリンピック開会式が開かれる予定のセーヌ川を中心に、左にエッフェル塔、右には、ヴァンドーム広場、その向こうには、オペラガルニエなど、パリのランドマークと街並みが描かれた、大きなタペストリーが見えました。パリの街を想像しながら、食事ができます。
今回、予約していたのは、レジョナルメニュー(Menu Regional)、7500円(税込、サービス料10%別)のコース。
ランチタイムは、このほか、前菜とメインディシュだけの2800円のコース(デザートとコーヒーは1200円で別)、デザートもついた出会いのメニューは5000円。
レジョナルメニューは、ロワゾーの本店がある、ブルゴーニュ地方の料理が味わえます。
アミューズ グジェール
前菜 ウフ・アン・ムーレット
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ウフ・アン・ムーレット。添えられる赤ワインソースを煮詰める時の汁で作った、ポーチドエッグと、赤ワインソース。ブルゴーニュ地方の料理。
ポーチドエッグにブルゴーニュ地方の赤ワインを使ったソースを添えたもの。赤ワインソースを作るときの煮汁で、ポーチドエッグを作るので、卵に美味しさが染み込んでいる料理です。
メインその1 白身魚のクネル、ナンチュアソース
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白身魚のクネル、ナンチュアソース。ふわふわのクネルと甲殻類の出汁のソース。
かまぼこよりもずっと柔らかな、ふわふわのクネルに、甲殻類、確かオマール海老(だったと思います)、で出汁を取った香り高いナンチュアソースが添えられています。
メインその2は2つから選びます。 ブッフ・ブルギニョン(牛肉のブルゴーニュ風赤ワイン煮込み) または、 国産牛フィレ肉のロッシーニ(こちらはBのマークが3つ。Bのマークひとつが700円プラスなので、2100円増し)
今回は、夫と私で、それぞれひとつずつお願いしました。といっても、各自半分食べた後、こっそりお皿を交換して2種類いただくのが我が家の不文律。あまりお行儀は良くないですが、どうしてももう一皿が気になります。
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ブッフ・ブルギョン(牛肉のブルゴーニュ風赤ワイン煮込み)。牛肉が、ほろほろと柔らかく、赤ワインが香ります。ベーコン、ペコリス(小玉ねぎ)、マッシュルームは定番の付け合わせ。
ブッフ・ブルギニョンには、ジャガイモのピュレ、ロッシーニには、グリーンサラダ付き。
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国産牛フィレ肉のロッシーニ。ロッシーニは、牛肉をレアに焼いて、フォアグラのソテーをのせて、黒トリュフソース(ペリグーソース)を添えた豪華な料理。作曲家ロッシーニは大変な食通で、この名前がついたそう。