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FC東京を2024シーズン限りで退団したGK児玉剛は、2025年1月12日までに現役引退を決断。FC東京からの公式発表もあったが、2月5日に名古屋グランパスの練習に参加しているという噂が。一部から現役引退撤回を期待する声も挙がっている。
京都サンガ、愛媛FC、モンテディオ山形を渡り歩き、2019年からFC東京に在籍していた児玉は、貴重なバックアッパーとしてチームを支えていたが、2024シーズン限りで契約満了。退団発表後、自身のYouTubeチャンネル「児玉剛VLOG」で「引退するのか。チームを探して他のチームでプレーするのかを決断しなければいけない」「正直、めちゃくちゃ迷っている。年齢のこともあるし、引退した方がいいのか、まだまだやった方がいいのか迷っている」と胸の内を明かしていた。
また2024シーズンのJ1最終節・セレッソ大阪戦前の時点で「(前回の動画で)引退するのか現役を続けるのか結構悩んでいるとお伝えしたんですけど、自分が希望するクラブや自分がやりたいなと思ったクラブからオファーがあれば続けるし、なければスパっと引退する。自分の中で折り合いがついたというか、整理してやっていこうと決めました」とコメント。他クラブからのオファーを待つことを明かしたが、年明けに現役引退を決断している。
一部メディアは2月5日、名古屋の全体トレーニングの様子をアップしているが、ネット上では「児玉が練習参加している」という声が。「児玉剛が現役復帰?」「シュミット・ダニエルが怪我したから、児玉加入あり得るかも」などと、現役復帰待望論が湧き起っている。
名古屋のGK陣では、この冬の移籍ウィンドウで正守護神のオーストラリア代表ミッチェル・ランゲラックが退団。ベルギー1部KAAヘントから元日本代表シュミット・ダニエルが加入も、右ヒザ内側半月板損傷により戦線離脱を余儀なくされている。