町田ゼルビア 写真:Getty Images

 かつて町田ゼルビア、ファジアーノ岡山に在籍していたMFデューク・カルロスは、2024年から欧州でプレー。ラトビア1部ヴァルミエラFCでFW川崎修平(元ガンバ大阪、ヴィッセル神戸)ら日本人選手とチームメイトだったが、2025年2月に欧州他クラブへ移籍している。

 現在24歳のデュークは、川崎フロンターレの下部組織出身も同クラブでトップチーム昇格を勝ち取れず。2018年に岡山へ入団したが出場機会を得られず、町田やAC長野パルセイロへ期限付き移籍。長野在籍時の2022シーズンにJ3リーグ31試合でプレーすると、同シーズン終了後にSC相模原へ完全移籍した。

 相模原移籍1年目の2023シーズンに、J3リーグ19試合の出場で2ゴールと結果を残したデュークだが、2024年1月7日に両者合意の上で契約解除。同年2月末にヴァルミエラFCへ加入したものの、2024シーズンのラトビア1部リーグ戦で7試合のスタメン出場と、レギュラー争いに割って入れなかった。

 同選手のエージェント会社『株式会社 C.T.C』は2月5日、公式Xアカウントにて「デュークカルロス選手がリトアニア1部Hegelmannに移籍しました」とアナウンス。同選手の経歴もあわせて紹介している。

 新天地のFCヘゲルマン(Hegelmann)は2009年創設であり、MF辛島侑烈擁した2021年にリトアニア1部リーグ初参戦。2022年にはリトアニア国内カップ戦で準優勝と、タイトル獲得まであと一歩のところまで迫った。