■改革を求める声も
夏の暑さが年々厳しくなるなかで開催される夏の全国高校野球選手権大会。8月の甲子園大会はもちろん、7月の地方予選でも選手や審判、さらには観客が熱中症になる危険があり、改革を求める声がある。
Sirabee編集部が、2023年7月18〜21日、全国10〜60代男女1,000名を対象に「夏の甲子園のあり方」を聞いた調査で「現状のままでいい」と答えた人は19.9%。なんらかの改革を求める人が多数となっている。

(画像=『Sirabee』より引用)
午前と夕方に試合を行う「開催時間の2部制」は2024年の全国高校野球選手権大会で開幕から3日間にかぎり採用されており、今年の大会で対象日程が拡大される可能性がある。
高野連が導入を検討する7回制については、反対を表明するOBやファンが多い様子。一方で「早く終わるのはいいこと」「球児のことを考えるべき」などの意見もあり、賛否両論となっている。