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清水エスパルス出身の日本代表MF鈴木唯人は現在、デンマーク1部ブレンビーIFでプレー。以前から欧州5大リーグへのステップアップ移籍が期待されているが、MF遠藤航所属のリバプールが移籍先候補に浮上。日本のファン・サポーターから賛否含めて様々な意見が湧き起っている。
現在23歳の同選手は、2022/23シーズン限りで期限付き移籍先のストラスブールを退団すると、2023年8月に清水からブレンビーへ完全移籍。2023/24シーズンにリーグ戦・プレーオフあわせて26試合の出場で11ゴールと結果を残しただけに、2024年夏にはMF堂安律擁するSCフライブルクをはじめ複数クラブからのオファーが報じられたものの、ブレンビーが高額な移籍金を求めたこともありステップアップ移籍には至らなかった。
2024/25シーズンはデンマーク1部リーグ戦17試合の出場で6ゴール2アシストをマークしている鈴木。デンマーク国内サッカーを専門に扱う『ダニッシュ・スカウト』は、2024年10月27日のコペンハーゲン戦でバルセロナ、バイエル・レバークーゼン、PSVアイントホーフェン、ボローニャのスカウトが現地視察し、鈴木のプレーをチェックした可能性を伝えていた。
すでに複数クラブから関心を寄せているとみられるなか、英メディア『アンフィールド・ウォッチ』は2月4日に「ソボスライ・ドミニクには、2024/25シーズン終了後にリバプールを離れる可能性がある。鈴木はソボスライができることのほとんどすべてを、より低いレベルでこなせる」と報道。移籍金が890万ユーロ(約14億円)と安価であることも理由に、リバプールに鈴木の獲得を勧めている。
こうしたビッグクラブへ移籍する可能性を巡っては、日本のサッカーファンの間で話題に。ネット上では「遠藤と鈴木のコンビを見たい」「リバプールへ移籍してほしい」とリバプール移籍待望論が湧き起こる一方で、「リバプールへ移籍したら、南野拓実のように控えになりそう」「リバプールではなくて、出場機会が見込めるクラブへ移籍した方が良い」など否定的な意見も相次いでいる。