オリー・ワトキンス(左)マルク・グエイ(右)写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は2日に行われたプレミアリーグ第24節でブレントフォード(同1部)と対戦。セネガル代表MFパペ・サールのゴールなどで2-0の勝利を収め、プレミアリーグ8試合ぶりの勝利を手にした。

 そのトッテナムはアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが離脱したなかで、ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンも負傷。そのため、今冬に守備強化に動いており、ランス(フランス1部)からオーストリア代表DFケビン・ダンソを買取義務付きのレンタル移籍で獲得した。

 そのトッテナムはさらなる守備強化を画策。チェルシー(イングランド1部)に所属するフランス代表DFアクセル・ディサシ(26)の獲得を目指し、買い取りオプションが付随していないレンタル移籍でクラブ間合意にも至ったとされているが、選手本人はアストン・ビラ(同1部)移籍決断している。

 そのなかで、イギリス『アスレティック』によれば、トッテナムは冬の移籍市場最終日に日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレス(イングランド1部)のングランド代表DFマルク・グエイ(24)の獲得にオファーを提示していたという。このオファーは拒否されたが、トッテナムはパレスとの契約期間が残り1年となる今夏にも再びトライすると予想されている。

 チェルシー(イングランド1部)下部組織出身のグエイは2021年夏にパレスへ完全移籍。ビルドアップ能力の高さと高いリーダーシップを武器に今季もここまでプレミアリーグ23試合に出場して3ゴール1アシストを記録している。