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パナソニックスタジアム吹田では、2月14日に明治安田J1リーグ開幕節のガンバ大阪対セレッソ大阪(大阪ダービー)が開催。ホームクラブであるG大阪の発表したアウェイサポーター向けの観戦マナーに注目が集まるなか、チケットの転売行為も話題になっている。
G大阪対C大阪のチケットは、1月25日よりJリーグチケット公式サイトで一般販売が実施されたものの即日完売。2月4日時点で、チケット仲介アプリ『チケジャム』等ではビジター自由席(アウェイエリア)のチケットが1枚7500円で、ガンバサポーターシート(ホームゴール裏)が1枚9000円で、カテゴリー1(メインスタンド下層)のチケットが1枚25000円で販売されるなど、100件近くの出品が確認されている。
一方でJリーグチケット公式サイトでは、4日になってカテゴリー1(メインスタンド下層)やカテゴリー2(バックスタンド下層)等でわずかながら再販。ただ、値段はいずれも10000円以上と高額だ。
J1開幕戦ということもあり、Jリーグチケット公式サイトでも一部席種で10000円以上に跳ね上がっている大阪ダービーのチケット。購入価格で転売したとみられるチケットも存在するが、購入時の金額を上回る値段で転売した可能性もあるだけに、ネット上では高額転売に対する批判やクラブに対応を求める声も挙がっている。
なおJリーグ公式戦におけるチケット高額転売を巡っては、2023年4月に横浜F・マリノスが転売者に対して刑事処分を求めた結果、2名に対して30万円の罰金刑が科せられている。