初瀬亮 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸は1月8日、DF初瀬亮が海外移籍に向けて交渉していることを公式発表。イングランドの移籍ウィンドウ最終日である2月3日までに、イングランド2部シェフィールド・ウェンズデイへの移籍が公式発表されなかったが、同クラブへの加入はほぼ確実とみられる。

 初瀬の去就を巡っては、英メディア『スター』が1月16日にシェフィールドのトレーニング参加を伝えると、ルーカス・ポドルスキが所属するポーランド1部グールニク・ザブジェやブンデスリーガへ移籍する可能性も報じられるなか、21日に「初瀬はトレーニング期間中に好成績を残したことから、実現する可能性は高い。指揮官は初瀬のことを認めた」とリポート。神戸と同選手の契約について「1月末に満了を迎える」としていた。

 シェフィールドは2月3日までにスコットランド代表MFスチュアート・アームストロングら複数選手の獲得を公式発表。初瀬の去就に関するアナウンスはないが、選手登録枠は1枠残っている状況だ。

 一方でシェフィールドのショッピングモール『オーチャード・スクエア』は3日、公式Xアカウントにて「特別な訪問者がレオバーバー(床屋)にやって来た。日本のプロサッカー選手、初瀬亮がリフレッシュのために来店!」と投稿し、店員と同選手のツーショットをアップしている。

 『スター』の報道内容を踏まえると、初瀬と神戸の契約が1月31日をもって終了したことにより、シェフィールドは移籍期間に関係なく同選手をフリーで獲得することが可能だ。選手本人がレオバーバーに来店するなど、すでに現地での生活が本格的にスタートしたとみられるだけに、まもなくシェフィールドへの加入発表があるはずだ。