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京都サンガ出身の元日本代表MF久保裕也は現在、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)FCシンシナティに所属。2025シーズンの始動日からトレーニングの無断欠席が続き、移籍の可能性も取りざたされているが、ここにきて新たな動きがあったという。
久保については、『USAトゥデイ』のパット・ブレナン記者が1月17日に「久保は(2025シーズンの始動日である)今日のプレシーズントレーニングに姿を見せなかった。クラブに欠席の報告はない」と報道。指揮官はこの時点で「彼の欠席は残念な出来事。こんなことは普通あり得ない」「彼にはここで仕事をする義務がある」などと不満をあらわにしたという。
またシンシナティの専門サイト『シンシナティ・サッカートーク』は、久保の去就について「2024オフシーズンに再契約を選択した。2025シーズンまで契約を残しており、1年間の延長オプションも付いている。チーム内での彼の状況やトレーニング欠席の理由は不明」としたが、一部では監督との関係悪化を理由に「シンシナティ退団は避けられない」と報じられていた。
ヌーナン監督は1月30日の時点で、久保がプレシーズントレーニングに合流する可能性について「(合流するという)確証は現時点でない」などとコメントしていたが、ブレナン記者は2月3日にこう伝えている。
「久保は(キャンプ地の)クリアウォーターに向かっている。休暇を終え、3日からプレシーズントレーニングを再開しているチームに合流することを報告する予定だ」
なおイングランドなど欧州主要国の移籍ウィンドウは2月3日で終了。シンシナティ再合流のタイミングを踏まえると、同選手が水面下で欧州移籍にむけて動いたが、実現に至らなかったというシナリオも考えられる。