横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 韓国1部・済州SK所属の元韓国代表MFナム・テヒは、かつて横浜F・マリノスに在籍。母国メディアのインタビューで、Jリーグでのプレー等や済州移籍の過程を振り返っている。

 現在33歳の同選手は、2012年から10年以上にわたりカタール国内でプレー。アル・ドゥハイルでは元柏レイソル所属選手のケニア代表FWマイケル・オルンガとともに攻撃陣の中心選手として活躍し、2022/23シーズンのカタール1部リーグ優勝を成し遂げた。

 カタールで実績を積み重ねた後は、横浜FMで2023年夏から1年間プレー。来日1年目はJ1リーグ戦9試合でプレーし、2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも11試合出場で3アシストをマーク。2024シーズンのリーグ戦でも、11試合の出場で2ゴール1アシストをマークしたが、2024年7月に済州へ移籍している。

 済州の一員として2025シーズンに臨むナム・テヒは現在、鹿児島でのプレシーズントレーニングキャンプに参加。韓国メディア『マイデイリー』で2月4日に掲載されたインタビュー記事によると、同選手は横浜FM時代についてこう語ったという。

 「中東で長くプレーしたけど、横浜FMは魅力的なチームだと感じたね。サポーターの雰囲気やインフラを通じて多くのことを学んだし、幸せだったよ。横浜FMでの経験により、(サッカーに対する)僕の情熱は再燃したわけだし、韓国でチャレンジしたいと思ったんだ」

 なおナム・テヒは自身のプロキャリアについて「できるだけ長くプレーしたいね。今のところ、あと3年くらいは現役を続けたい。『引退したら何をしたいか』と聞かれたことがあるけど、今はサッカーに集中したい。一般的にサッカー選手は現役を退いた後に指導者へ転身するけど、僕には難しい」とコメントしている。