今回はアクセスには少々難あり・・・でもどうしても一目見たい!と行ってきた村をご紹介します。イタリア半島の爪先の部分にあたるカラブリア州にある、ロッカ・インペリアーレという村で、土踏まずの部分にあたるバジリカータ州との境界近くに位置します。
かなりイタリアの末端の方に位置するといえるこの村になぜ行きたくなったかというと、インスタの写真で見た村の全景の写真がとても美しく幻想的で、思いを募らせて決心しました。
これまでは、比較的アクセスのよい「イタリアの最も美しい村」スペッロはこんなところ!と【イタリア】「最も美しい村」ロコロトンドはクリスマスイルミネーションも美しい!をご紹介しています。
ロッカ・インペリアーレへのアクセス
ロッカ・インペリアーレに公共交通機関で行くなら拠点となる1番大きな街は、南イタリアにあるプーリア州の州都であるバーリかと思います。バーリには空港もあります。
私はターラントという、バーリより更に南の街から向かいました。バーリからはInter Sajというバスで2時間半ほど、ターラントからはバスで1時間あまりでロッカ・インペリアーレのふもとのロッカ・インペリアーレ・マリーナという停留所に到着します。

ロッカ・インペリアーレの村は山の上に位置するので、ここから小さなバスに乗り換えて村の中心部へ向かいます。
これだけだとそんなに難しく聞こえないかもしれませんが、バスの難しさって乗り場が本当にここでいいのか、時間通りに来ない時など本当に来るのか不安になることではないでしょうか。
私も乗り場など本当に不安で、バスが来るはずの時間になると人に聞いたり必死に走り回ったりしてしまいましたが、無事少し遅れでバスが来てくれて安堵しました。
見どころ

インスタで見てこの街に行く決心をした写真は、ドローンで撮ったような高いところから街を一望する写真だったので、同じような景色は見ることができませんでしたが、ふもとから見上げる景色もなかなかきれいでした。

そして、インスタで見たのは夜景だったのですが、夜景は更に感動しました。

逆に村の頂上付近から見下ろすと、遠くには海も見ることができます。
冬に行ったのでより観光客も少なかったのかもしれませんが、あまり観光地化されていない静寂な雰囲気を味わえるのもこの街の魅力かと思いました。

また、カラブリア州は辛い料理で知られていますので、激辛好きの私にとっては食事も楽しみのひとつでした。
ンドゥイヤという辛口のサラミをペーストにしたものをのせたブルスケッタは、激辛好きの私には少々物足りない辛さではありましたが、百聞は一見にしかずという意味で満足しています。
