店舗全体でみれば利益の伸長につながるというケースも
では、廃棄コストや値引き販売によって利益より損失が大きくなる可能性はないのか。
「大雑把な計算として、スーパー一店舗あたりの利益率が35~50%だと仮定すると、半額に値引くと商品単体では赤字になる場合もあると推察され、さらに廃棄コストが加われば恵方巻という商品全体でみると利益が出ないという結果になる可能性はあります。その一方、恵方巻を目当てに多くのお客さんが来店して他の商品の売上が伸びるという効果も考えられ、店舗全体でみれば利益の伸長につながるというケースもあり得るでしょう」(渡辺氏)
(文=Business Journal編集部、協力=渡辺広明/消費経済アナリスト)
提供元・Business Journal
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