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海外大手飲料メーカー『レッドブル』によるクラブ買収で注目を浴びているRB大宮アルディージャ。レッドブルのグローバルサッカー部門責任者であるユルゲン・クロップ氏は、2月15日開催の明治安田J2リーグ開幕節モンテディオ山形戦を現地視察する予定だが、このホームゲーム初戦のチケットが転売されている。
2025シーズンユニフォームの一次・二次先行予約販売で例年を大幅に上回る数の申し込みがあり、二次先行販売直後に予定数が終了した大宮。大宮対山形のチケットも、Jリーグチケット公式サイトで販売開始から3日目の2月3日までに完売するなど、レッドブル社のクラブ買収効果が早速現れている。
大宮への注目度アップがファン・サポーターの間で反響を呼ぶ一方、山形戦のチケット転売も話題に。チケット仲介アプリ『チケジャム』では、ホームサポーターゾーン(ホームゴール裏)のチケットが1枚9300円と定価(2800円)の3倍以上で、ゴール裏ビジターサポーターゾーン(アウェイゴール裏)のチケットが1枚12000円と定価(2800円)の4倍以上で販売されている。
同サイトの販売画面は、スクリーンショット画像によりX(旧ツイッター)で拡散。ネット上では「ただの転売ヤー」「これはひどい」「転売行為許さない」「クラブはしっかり対策してほしいぞ」などの声が挙がっている。
なおJリーグ公式戦におけるチケット高額転売を巡っては、2023年4月に横浜F・マリノスが転売者に対して刑事処分を求めた結果、2名に対して30万円の罰金刑が科せられている。