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スコティッシュ・プレミアシップのセルティックは、18歳でクラブでの将来が期待されているFWダニエル・カミングスをプレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドに引き抜かれる可能性に強い不満を抱いているようだ。
セルティックはカミングスとの契約延長を試みたものの、新契約を締結できないまま、現行契約の満了が今2025年夏に迫っている。UKメディア『ガーディアン』によると、ウェストハムは当初、契約満了後に移籍金なしで獲得するための「プレ契約」を結ぼうとしていたが、50万ポンド(約9,647万円)の移籍金を支払ってすぐに獲得する方向へ切り替えたようだ。しかし、2月2日の時点でセルティック側から正式な回答を受けていないという。
カミングスは1月30日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アストン・ビラ戦(2-4)で起用されており、この有望な若手を失うことに対して、セルティックは強い不満を抱いていると伝えられている。セルティックBチームの得点源として活躍しているカミングスに、クラブ内で将来への期待は高く、仮に彼を失った場合セルティックにとっては大きな痛手となるだろう。
ウェストハムはセンターフォワードの補強を目指しており、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンのFWエヴァン・ファーガソンもローンで獲得する見込みのようだ。