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日本代表招集歴のあるMF森下龍矢は2024年12月、名古屋グランパスから期限付き移籍により加入していたレギア・ワルシャワへの完全移籍が正式決定。攻撃的ミッドフィルダーとして活躍しているが、2月2日のポーランド1部リーグ戦で一発退場。レッドカードを提示された直後の同選手のシーンをカメラが捉えていた。
サガン鳥栖や名古屋在籍時は主にセンターバックやサイドバックでプレーしていた森下。2023年12月に名古屋からワルシャワへ1年間の期限付き移籍により加入すると、ワルシャワでは攻撃的MFとして存在感を発揮。2024/25シーズンもここまでリーグ戦18試合の出場で4ゴール2アシストと結果を残している。
2024年12月にワルシャワとの複数年契約を勝ち取った森下だが、2025年2月2日に行われたコロナ・キェルツェ戦では左サイドバックでスタメン出場。0-1で迎えた前半23分、裏のスペースを突かれると、相手選手を後ろから倒したことにより、主審からレッドカードを提示された。
現地の放送局『Canal+』は、プロキャリアで初めての退場処分を受けた直後の森下の様子を捉えている。判定に対する不満なのか、自身のプレーに対する不甲斐なさなのか原因は不明だが、本人はピッチサイドで興奮気味に言葉を発すると、ロッカールームに通じる通路で勢い良く物を投げたほか、右手で扉を叩くなど、自身の感情を爆発させている。
なおワルシャワは森下の退場により数的不利での戦いを余儀なくされたが、前半40分に追いつくと1-1のドローで試合を終えている。