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トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は2日に行われたプレミアリーグ第24節でブレントフォード(同1部)と対戦。セネガル代表MFパペ・サールのゴールなどで2-0の勝利を収め、プレミアリーグ8試合ぶりの勝利を手にした。
そのトッテナムはアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが離脱したなかで、ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンも負傷。そのため、今冬に守備強化に動いており、ランス(フランス1部)からオーストリア代表DFケビン・ダンソを買取義務付きのレンタル移籍で獲得した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、トッテナムはチェルシー(イングランド1部)に所属するフランス代表DFアクセル・ディサシ(26)の獲得に動いており、買い取りオプションが付随していないレンタル移籍でクラブ間合意に至ったという。
フランス代表として5キャップを刻むデイサシは、2023年夏にモナコ(フランス1部)からチェルシーに移籍。対人守備や空中戦の強さを武器に初年度の昨季はレギュラーとしてプレーしていたが、今季はここまでプレミアリーグ6試合で1ゴール2アシストにとどまっており、出場機会が減少している。
そのディサシはアストン・ビラ(イングランド1部)とすでに個人合意に至っていることからトッテナムからのオファーを受け入れていないとのこと。ただ、チェルシーは今季のプレミアリーグで上位争いを演じているアストン・ビラに選手を移籍させたくないことからクラブ間交渉をするつもりはにようだ。