ロイド・ケリー 写真:Getty Images

 今冬に守備強化を画策しているユベントス(イタリア1部)が、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するイングランド人DFロイド・ケリー(26)の獲得に迫っているようだ。

 今季のセリエAで未だ無敗をキープしているものの、順位は5位となっているユベントスは守備の要であった守備の要であったブラジル代表DFグレイソン・ブレーメル、左サイドバックの主力としてプレーしていたコロンビア代表DFフアン・カバル、U-23フランス代表DFピエール・カルルが負傷離脱中。今冬の守備強化がマストとなっていた。

 そして、ユベントスはチェルシー(イングランド1部)からポルトガル代表DFレナト・ベイがを補強。ランス(フランス1部)に所属するオーストリア代表DFケビン・ダンソ(26)の獲得に迫っているとも報じられていたなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ケリーを獲得する予定だという。

 ユベントスはイングランド人DFを買い取り義務付きのレンタルで獲得することでニューカッスルと口頭合意に至ったとのこと。買取義務発生時の移籍金は1500万ポンド(約29億1000万円)で追加オプションと売却条項が含まれているようだ。

 下部組織から育ったブリストル・シティ(イングランド2部)でプロキャリアをスタートさせたケリーはボーンマス(同1部)でのプレーを経て、昨夏にニューカッスルへ加入。しかし、スタメンの座を掴むまでには至らず、ここまでプレミアリーグでは10試合の出場にとどまっている。