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負傷者が相次いでいる影響で現在はプレミアリーグで4連敗を喫し、順位も15位に位置しているトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は、巻き返しを図る後半戦に向けて攻撃の強化に動いているとみられている。
トッテナムはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)で出場機会が限定されていることから退団を決断したとされているU-23フランス代表FWマティス・テル(19)の獲得を標榜。トッテナムはバイエルンと移籍金5000万ポンド(約96億4000万円)でクラブ間合意に至ったとされていた。
しかし、テルがトッテナム移籍を拒否。イギリス『デイリー・メール』によれば、この状況を受けてトッテナムはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ(20)の獲得に向けて選手陣営に接触したという。
アトレティコ・マドリード(スペイン1部)下部組織出身のガルナチョは、2020年にユナイテッドの育成機関に移籍すると、2022年4月にプロデビュー。ドリブルテクニックの高さやシュート精度の高さを武器に今季はここまで公式戦35試合に出場して8ゴール6アシストを記録している。
そんなガルナチョにはジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアがパリ・サンジェルマン(フランス1部)へ移籍したことからその後釜を探しているナポリ(イタリア1部)とチェルシー(イングランド1部)も関心を示している模様。ただ、ユナイテッドは同選手に6500万ポンド(約125億4000万円)のプライスタグを設定しているようだ。