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プレミアリーグで6位に位置しているチェルシー(イングランド1部)が、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(同1部)に所属するアイルランド代表FWエバン・ファーガソン(20)の獲得に動く可能性があるようだ。
プレミアリーグで4番目の攻撃力を誇るチェルシーだが、今季のプレミアリーグで22試合で9ゴール5アシストを記録しているセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが昨年12月16日に行われたプレミアリーグ第16節のブレントフォード(イングランド1部)戦を最後にゴールネットを揺らせていない状況が続いている。
イギリス『ガーディアン』によれば、チェルシーはジャクソンとポジション争いをできるストライカーの獲得に熱心であり、足首の負傷から回復途中のファーガソンを4000万ポンドで程度で獲得できると考えているようだ。チェルシーのスポーツディレクターを務めるポール・ウィンスタンリー氏が以前にブライトンに在籍していたことから、古巣クラブから多くの選手を引き抜いている。
母国のボヘミアン(アイルランド1部)でプロキャリアをスタートさせたファーガソンは、2021年1月にブライトンへ加入。空中戦の強さや高いシュート精度を武器としている選手だが、今季は負傷離脱などの影響もあり、プレミアリーグ13試合でわずか1ゴールのみとなっている。
そんなファーガソンには複数クラブが関心を示しており、争奪戦はバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)がリードしているとみられていたが、ナイジェリア代表FWビクター・ボニフェイスのアル・ナスル(サウジアラビア1部)移籍が破談になったことから、現在は複雑化しているとのこと。同選手にはアーセナルやボーンマス、エバートン、トッテナム・ホットスパー、ウェストハム・ユナイテッドが興味を持っており、ブライトンも売却かレンタルを受け入れる準備があるようだ。