carlosbezz/iStock

2泊3日で札幌に来ています。地元の友人から予約の取れないお寿司屋さんのカウンター席が押さえられたとの連絡を2か月前にもらい、せっかくなので3日間で飲み歩き、食べ歩きをしようという魂胆です。

北海道には年に数回は来ていますが、真冬の1月は久しぶりかもしれません。出かける数日前から寒波の襲来が報道されて、飛行機が遅延や欠航になるのではないかとハラハラしましたが、ほぼ定刻に到着しました。

しかし、札幌駅前では大雪で吹雪のような天気です。すすきののホテルまでタクシーで行こうとしましたが、駅前のタクシー乗り場は長蛇の列で諦めました。地下鉄で最寄り駅まで行ってそこから吹雪の中を革のブーツでスーツケースを引きずりながら歩いていると、ブーツの靴底がはがれるというアクシデント。靴下がビチャビチャになりながら何とかホテルに辿り着きました。

今回はいつも予約しているマリオット系列のホテルが満室で予約できませんでした。これは最近の札幌では初めてのことです。仕方ないのですすきのにあるビジネスホテルに泊まりました。

こちらも宿泊客は多く、半分以上はアジア系をはじめとする外国人です。

中国の春節のタイミングに当たってしまったからなのかもしれませんが、どこも外国人だらけで数年前とは様変わりです。

夕食は友人がセレクトしてくれたワインとスパイスのお店に連れて行ってもらいましたが、歩けなくはない距離であっても雪道はタクシー移動が原則です。早い時間のすすきのにはタクシーがたくさん走っていて助かりました。

爽やかな気候で街中を歩いて散策できる季節とは異なり、雪で滑りやすく視界の悪い道は緊張して歩かないと危険です。

観光客で賑わう冬の北海道はホテルの予約を早めに行い、防寒と雪でも滑らない靴を用意する。そして遅延や欠航に備えて時間には余裕を持って移動する。

冬の北海道の札幌を侮ってはいけません。