Jリーグ 写真:Getty Images

 元SMAPの中居正広氏を巡る女性への性的暴行を発端にしたフジテレビの問題が、JリーグYBCルヴァンカップにも影響を及ぼす可能性が浮上していることが複数のメディアで報道されている。

 フジテレビは、例年の様に2025年のルヴァン杯も放映権契約済だ。しかし、中居氏を巡る問題を発端に同局へのスポンサーCM出稿停止が相次いでおり、経営への悪影響が出始めている。そんな中、1月28日に行われたJリーグ理事会では、ルヴァン杯への直接の影響を懸念するかのように放送局変更の可能性やスポンサー継続の問題などの議論があったと伝えられている。

 ネット上でも、この問題に関して多様な意見が交わされている。

 「フジテレビお断りにしてどの局が引き受けてくれるの?DAZN?」「せっかくフジさんが地上波してくれるのを逃すのはキツいよな」「ただでさえ地上波の露出皆無なのに自分達で首締めてどうすんの」「普通のスポンサーはフジに金出す客だけど、お前ら(Jリーグ)はフジから放映権料もらうからフジが客だぞ、そこわかってんのか?」

 「コンプラが駄目な企業に売るよりは安い放映権でもDAZNに買い取って貰った方がマシって判断もあり得るよ。決勝の放送は今でもヤマザキに放送枠買って貰ってんだし」「ルヴァンの開幕なんて放送しなくね?決勝だけじゃないっけ?」「Jリーグは地上波放送維持するためにもフジとは繋がっていたほうが良いだろ」「これは逆にサッカー業界に悪影響だ。中継をやめたらダメだ」「大相撲トーナメントでスポンサー3社辞退の影響だろな、ルヴァン杯もスポンサー辞退されたらどうなるかわからないって事だろな」

 サポーターからも心配の声が相次いでいるが、ルヴァン杯は3月20日に開幕予定だ。Jリーグは今後の動向を慎重に見極めることが求められそうだ。