ブラジル2部CRB所属のブラジル人FWレオ・ペレイラには、以前からFC東京やジェフユナイテッド千葉など複数クラブからの関心が報じられているが、まもなくJリーグクラブへの移籍が決まるという。
現在24歳の同選手は、身長172cmで右利きのウインガー。2023年7月にアトレチコ・ゴイアニエンセからCRBへ移籍すると、加入1年目から右サイド、左サイド、インサイドハーフと複数ポジションでコンスタントにプレー。2024シーズンはリーグ戦38試合中34試合のスタメン出場で4ゴール1アシストをマークし、チームを2部残留へ導いている。
ペレイラの去就を巡っては、ブラジルメディア『ガゼッタ』が2024年12月18日にFC東京、千葉からの関心を報道。CRB幹部のアンドレ・マルティンス氏がJリーグクラブからの関心を認めたこともあわせて伝えていた。
またブラジルメディア『Band News』のチアゴ記者は、1月4日に「ペレイラはすでに日本のクラブと3年契約を結んでいる。彼はCRBでトレーニングに励んでいるが、1週間後には海外へ旅立つ」と報道。Jリーグ移籍間近とみられた一方で、ブラジルメディア『TNH1』は対照的に残留の可能性を報じていた。
CRBとの契約を2026年12月まで残すなか、本人は2025シーズンの公式戦でプレー。チアゴ記者が13日の時点で「Jリーグクラブからのオファー（の有効期限）は1月22日まで」と報じていたことから、CRB残留が濃厚と思われた。
しかしブラジルの移籍情報を扱う『Central das Transferencias』は、1月31日に「CRBはまもなくレオ・ペレイラを日本国内クラブへ売却する」とリポート。CRBが同選手の保有権の40%を有していることを伝えた上で、「移籍金は700万レアル（約1億8500万円）に達する可能性がある」としたが、移籍先のクラブ名は明らかにしていない。
