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マンチェスター・シティ(イングランド1部)は1月29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでクラブ・ブルッヘ(ベルギー1部)に逆転勝利。ギリギリでのプレーオフ進出を決め、レアル・マドリード(スペイン1部)との対戦も決まっている。
移籍市場に精通するイタリア人ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、2024年度のバロンドーラーであるスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスが長期離脱したことを受けて、シティは中盤強化を画策しており、ポルト(ポルトガル1部)に所属するスペイン人MFニコ・ゴンサレス(23)の獲得を正式に打診したという
下部組織から過ごしたバルセロナ(スペイン1部)でプロキャリアをスタートさせたニコは、バレンシア(同1部)へのレンタル移籍を経験して2023年夏にポルトへ加入。両足から繰り出される高精度のパスと卓越したボールコントロールを武器に今季はここまでプリメイラ・リーガ17試合で5ゴール4アシストを記録している。
しかし、ポルトはスペイン人MFの残留を望んでおり、高額な移籍金を要求しているとのこと。同選手には6000万ユーロ(約96億4000万円)の契約解除金が存在しており、そのうちの40%は古巣であるバルセロナに支払わなければいけないようだ。
なお、11月下旬から約2ヶ月にわたり絶不調となっていたシティは巻き返しを図る後半戦に向けて、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)からエジプト代表FWオマル・マーモウシュ、ランス(フランス1部)からウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフ、パルメイラス(ブラジル1部)からブラジル人DFビトール・レイスを補強している。