マーカス・ラッシュフォード 写真:Getty Images

 昨年11月下旬から就任したルベン・アモリム監督の構想から外れているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)だが、今冬の移籍市場で退団するとみられている。

 ユナイテッドの生え抜きで「10」番を背負うラッシュフォードは、今季もここまで公式戦23試合で7ゴールを記録。しかし、12月15日のマンチェスター・シティ(イングランド1部)戦でベンチ外になると、それ以降は出場機会がない状況が続いている。

 スペイン『レレボ』によれば、ここ最近でバルセロナ(スペイン1部)がラッシュフォード本人と新たなコンタクトを取ったという。しかし、クラブの上層部は給与面での捻出が不可能であることを理解しており、スペイン代表FWアンス・ファティなど売却候補の選手が退団を望んでいないことから交渉は停滞しているようだ。

 移籍市場閉幕が2月3日に閉幕となるなかで、両者共に移籍交渉が停滞することを望んでおらず、ラッシュフォード陣営は新たな選択肢を模索している模様。そのなかで、選手陣営はプレミアリーグの複数クラブに逆オファーをしているようだ。

 そのなかで、ラッシュフォードに最も関心を持っているクラブがアストン・ビラ(スペイン1部)だという。アストン・ビラはコロンビア代表FWジョン・デュランを移籍7700万ユーロでアル・ナスル(サウジアラビア1部)に売却しており、資金は十分にあるようだ。